ビニール傘、布傘、長傘に折り畳み傘。 雨傘に日傘と用途や使用シーンによって様々なデザインが展開されている傘。 使用シーンや年齢層など様々な条件がある中で、 今回は… 【無地】の傘について語りたいと思います! 無地の傘と言えば 男女共に必ずと言っていいほど展開される王道のデザイン! 黒、紺、灰、ベージュなどの定番カラーから、鮮やかな赤や黄、青などを 差し色にすることも。色とりどりの傘は売り場や写真(EC販売では写真が特に重要!)を 盛り上げてくれる大切な存在です。
そして、一言に色といっても様々な印象の色がありますよね。 例えば「青」 それは、赤みのある少し紫に寄った青なのか それとも緑が入ったような青なのか… 「青」と聞いても、人それぞれの青色が頭の中に思い浮かぶはずです。 イメージ通りの青色を作り上げるにはどうすれば良いか… それは共通言語になる青色を指定して工場に依頼することです。
工場に依頼する際にはPANTONE(パントーン)の中から 番号を決めビーカー※依頼します。 ※ビーカーとは 大量に染色する前段階で目標になるカラーを試作で染めること。 小さな生地を染め、量産する見本の色を決定します。 他にも現物を支給して(持参の色見本帳や製品など)染色をする場合もあります。
ビニール傘の場合は、ビニール生地は無色透明から有色透明に変更することも可能です。 (ミニマムロットが大きいですが、オリジナリティあふれる傘に仕上がります。)
この場合も、PANTONEや色のついた瓶やカラーアクリル板などの現物見本を
提出して希望の色に近づけていきます。
傘の印象を大きく左右する色。 無地の傘と言えど、それぞれビーカーの依頼や確認、修正… たくさんの時間と手間をかけてつくっています。
色のニュアンスなどは伝え方が難しい部分でもありますが、 サエラではお客様と一緒に、丁寧に色の決定をおこないます。 (サエラにはデザイナー、中国事務所に現地中国人スタッフもおりますので、細かなやりとりもご安心ください。) 傘作りをお考えの皆様 染色がわからない…、PANTONE見本帳が会社にないです!という方も ぜひお気軽にご相談ください!