株式会社サエラ OEM

【前編】OEM営業にインタビュー!Aさん編

インタビュー企画第二弾
サエラのOEM営業Aさんにインタビューを行いました!前編・後編と
ありますのでぜひご覧ください。

サエラOEMの強みって何だと思いますか?

生産拠点と日本事務所をつなぐ中国現地事務所(サエラ厦門事務所)を構えている所が大きな強みだと思います。
日本サイドの要求を一度中国人スタッフがかみ砕き、理解を深めたうえで製造工場に伝えるといった流れです。
東京事務所が直接工場とやり取りするのではなく、現地スタッフが工場の生産状況など踏まえたうえで私たちの意見を汲み取ってくれるのは大きいと
思いますね。生産サイドのアドバイスをいただけるのもいいですね。

確かに、一から関係を築こうとすると時間がかかりますね。
工場の特性などを理解しているのは大きいですよね。

開発に協力的な工場があるのも強みだと思います。この協力なしでは新しい傘の開発は難しいです。工場との信頼関係が築かれているからこそ、できる開発やご提案があると思います。

OEMの仕事で意識していること、大切にしていることは何ですか?

お客様の不安点を察して先回りをして解消していくことです。
納期はお客様が心配される項目のひとつかと思いますが
傘は様々な素材のパーツでできていて、それぞれ材料の手配に必要な日数が変わってきます。
時間がかかるものから優先してお客様に決定いただくなど、納期に遅れの出ないよう考えながらスケジュールを組んでいます。

■サエラの傘にご興味をお持ちの方は、CONTACTフォームよりお問い合わせください。担当営業より返答させていただきます。
https://caetla-umbrella.tokyo/contact/

後編に続く…▼▼
https://caetla-umbrella.tokyo/2023/06/16/oeminterview_a_2/

【後編】OEM営業にインタビュー!Nさん編

サエラのOEM営業Nさんにインタビューを行いました!前編後編
ありますのでぜひご覧ください。

引き続きNさんへインタビュー後編です!

・OEMを行っていく上で苦労したことってありますか?

傘づくりは基本的にすべてが大変です(笑)
工場と直接やりとり出来ない部分が、傘の製造を行う上で大きな課題になってくると思います。サエラには日本語が堪能な中国人スタッフが在籍する事務所を
厦門(中国福建省にある傘の生産地)に構えています。

傘に対する知識も豊富で、現場の意見を採用しつつこちらの意見を反映するにはどうすれば良いかを考えながら動いています。
私自身も、中国人スタッフと綿密な連絡を重ねることで取りこぼしやミスの無いように仕事をしています。(週1回の定例ミーティングの他にも毎日通話をしています!)

・確かに…Nさんは社内でもよく電話している姿を目にします!
次は気になる素材についてお聞きします。

・サステナブルな素材の選定で気を付けていることはありますか?

現在のリサイクル素材ではバージン材に比べどうしても劣る部分(※色ムラなどリサイクル素材ならではの問題)が出てきてしまいます。懸念点は事前に詳しく確認し、お客様へ共有をしています。
また、傘を作る部分で苦労するのが納期管理だと思います。
様々なパーツから構成される傘は、工場一つで完結せず、それぞれの資材メーカーへパーツや生地を発注し、最後に傘に組み上げます。どれか一つが欠けていては傘は完成しないので、それぞれの進行管理も重要になってきます。

・確かに傘のパーツはよく見ると複雑ですよね。

はい。傘は工業製品のなかでも、パーツが多く可動する面積が大きく水に濡れることは必須です。客観的に見ても、どうしても破損・劣化が発生しやすいもの。その中で素材選びや構造の面にはより気を使います。
傘の特性を知ってるからこそ選べる素材、市場を見てきた知識・経験から
ご提案できる構造がありますのでご相談ください!
お客様のご要望とすり合わせながら最善の傘づくりができたらいいなと
思っています。

・サエラの傘づくりに興味がある方へ一言・・・

一言でいうとすると…現在の傘の問題は、誰かが変えていかないといけないとずっとそのままになってしまうのではないかと思っています。

傘の社会問題は雨が降った後に大量に道端に捨てられていたり、傘を盗まれたり皆さんも一度は目にしたこと、体験したことがあるものだと思います。

現状、これが許されてしまっていることは不思議であり、大きな問題であると思っています。そして傘は捨てられた後、埋め立てられてしまいます。この問題を解決していきたい。

これが大きな軸になっています。
ただこの問題はサエラ1社では解決することができません。2社、3社だけでも難しいです。
これからこの社会問題を解決したいサエラの思い、ビジョンに共感していただける企業様が増えていけばきっといい方向に向かっていくと信じています。
もしサエラと同じビジョンを思い描いている企業様がいらっしゃいましたら
ひとつの傘メーカーとして選んでいただけたら嬉しいです。

Nさんありがとうございました!
次回のOEMコラムもどうぞお楽しみに。

■サエラの傘にご興味をお持ちの方は、CONTACTフォームよりお問い合わせください。担当営業より返答させていただきます。
https://caetla-umbrella.tokyo/contact/

前編はこちら…▼▼

https://caetla-umbrella.tokyo/oeminterview_n/

 

 

 

【前編】OEM営業にインタビュー!Nさん編

サエラのOEM営業Nさんにインタビューを行いました!前編・後編と
ありますのでぜひご覧ください。

今回はOEM営業Nさんにインタビューです!

・サエラOEMの強みって何だと思いますか?

ここ数年でサエラがSDGsを考えた傘づくりをしているという情報が
SNSや報道、メディアを通じて世間に広まり、認知を得ている実感があります。自分自身も自信を持って、企業様にもそのような案内をしています。
最近ではサエラが独自に開発した金属不使用のオールプラスチック傘+TIC傘をOEMでも展開することにより、現在のビニール傘の社会問題を見直そうという関心が高まっているように感じます。サエラの強みは、SDGsへの知見もあり自分たちの展開している商品も、環境に配慮したものなので、説得力があり芯が通っています。表面的なSDGsではなく、根本から考えています。

・印象的なエピソードなどありますか?

あるお客様の例で、まだ現在よりもSDGsが世の中に浸透していなかった頃のお話です。
リサイクル生地を使用する際に社内で「なんでリサイクル生地なの?」と懐疑的な意見もあります。と担当者の方からお話しをいただきました。私が営業の担当させていただき、数年かけて導入から生産までのフォローに携わりました。ここに至るまでに様々な問題がありましたが、現在では社内でもご好評いただき他のSDGs商材を牽引していくような傘に成長しました。

・OEMの仕事で意識していること、大切にしていることは何ですか?

私が意識しているのは、傘におけるサーキュラーエコノミーをどうしたら良いのかということです。お客様のご要望により、すべてがSDGsを意識したものを作るのはコスト的にも難しいものがあることは、充分理解をしています。
私ができることは、お客様のご要望をお聞きしながら、どこか環境に配慮した傘が作れないかをご提案しています。メインは+TICの構造を利用した傘、折り畳み傘などでも素材選定から壊れにくい素材を提案するようにしています。
また、機能は付いていれば付いているほど良い、という話でもなく
軽すぎてすぐ傘骨が折れてしまう、など傘としての役割が果たせなければ意味がありません。その点もよく考えるようにしています。

・なるほど!ではサエラの循環型の製品と、お客様が希望する製品とのバランスはどうとっているんですか?

これまでに携わった傘はどこかしらSDGsの思考を取り入れたものでした。お問い合わせも多数いただいていますが、皆様何かしらサステナブルを意識した傘のご要望が多いですね。
コスト感・機能性・素材選定などを加味したうえで、実現可能なアイテムを作っていく。厳しいコスト感の中でも、全体のバランスを見ながら新しいご提案をしています。

■サエラの傘にご興味をお持ちの方は、CONTACTフォームよりお問い合わせください。担当営業より返答させていただきます。
https://caetla-umbrella.tokyo/contact/

後編に続く…▼▼
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